気になるたるみをメイクで隠す!カバーメイクのポイント

スキンケアでたるみ予防改善に努めてはいるものの、日中のたるみが気になる方も多いことでしょう。
出来れば「たるんでいる」と誰かに思われたくないものです。
そこでたるみを上手にカバーするメイク術をご紹介します。

視点の位置を気にしてみよう

どうしてもメイクも「癖」がついてしまいます。
いつも通りのメイクばかりだという方もいるかもしれません。

しかし、たるみを感じさせないメイクのポイントとして実践したいのが「位置」です。
視点が集まる位置を高くしてみて下さい。

少し具体的にまとめていきましょう。
チークは頬骨に合わせて入れるのが一般的ですが、たるみをカバーしたい場合には「やや高めの位置」を意識して入れてみて下さい。

また、アイメイクの場合には目を開けたまま細く引いていきましょう。
すると、目尻がきゅっと上がっているように見えますので引き締まった印象を与えます。

フェイスラインのたるみは錯覚を利用する

顔全体がたるんでいる場合、フェイスラインをメイクで「錯覚」させてみて下さい。

濃い色のファンデーションやシェーディングで耳からあご全体に塗っていきます。
「額縁を作る」ようなイメージを持つと分かりやすいでしょう。
それ以外の場所は、肌に合った色味のファンデーションを乗せて下さい。

胸骨や眉毛の下などにハイライトを入れることでピンと張った肌印象も与えることができます。
この時、パール成分が入っているものでも良いのですが、大きなパールが配合されているものですと逆に目立ってしまいますので「ほんのり輝く程度」のものがオススメです。

眉毛について

一時期ブームとなった平行眉。
実はこれはたるみが目立ちやすくなるのです。

たるみをカバーする眉毛の書き方は「やや斜め上」を意識して自然な眉山を作ってください。
また、眉尻が眉頭より下になってしまうとたるみが目立つので要注意です。

水分の蒸発を防いでたるみケアができるナイトクリームの選び方

たるみケアを行う際にナイトクリームを使用する方もいるでしょう。
その名前の通り、夜専用で油分量が多く水分の蒸発を防いでくれますので、たるみに対しても高い効果が期待できます。
そこでここでは、ナイトクリームの選び方について考えていきましょう。

保湿効果の高い製品を選ぶ

ナイトクリームは乳液よりも油分が多い製品です。
睡眠時の水分の蒸発を防いでくれます。

ナイトクリームを選ぶ際、保湿能力に注目してみて下さい。
一言でナイトクリームといってもさまざまな種類があるのです。
しっかり保湿ができる成分が配合されているか・オイル成分が配合されているかなどがチェックポイント。

  • ヒアルロン酸
  • セラミド
  • アミノ酸
  • コラーゲン
  • グリセリン

などが代表的な成分です。

肌のくすみも気になる方は美白成分にも注目

たるみが生まれてしまうと「くすみ」「黒ずみ」も気になるもの。
たるむことによって肌に影ができているのでハリをもたらすことで改善されます。
しかし中には、お肌のダメージによってトーンダウンしている可能性もあるのです。

この場合には美白成分が配合されているものがオススメ。
厚生労働省が人気している有効成分が配合されているものを選んでください。
「薬用」「医薬部外品」と書かれているのが目印です。

エイジングケア成分配合タイプを使用する

たるみを徹底的に改善したい場合には、エイジングケア成分が配合されているものを選んでください。
その名前にある通り、加齢によるたるみにしっかりと効果を発揮してくれます。

  • ビタミンE
  • グリチルリチン酸ジカリウム
  • アラントイン
  • レチノール
  • フラーレン

などが代表的なエイジングケア成分です。

使用感は必ずチェック

選び際に使用感や香りがあるかどうかなどのチェックも行いましょう。
テスターを使用して、伸ばした時にお肌に刺激がないか・伸ばしやすいかを試してみて下さい。

年代別のたるみケアクリームの取り入れ方を知ってベストなお肌を目指す!

化粧水でお肌に浸透させた水分に蓋をしてくれるのがクリームの役割です。
成分やテクスチャーなどさまざまありますが、製品の選び方の1つの目安として「年代に合わせて選ぶ」というものがあります。
そこでここでは、年代別クリームの取り入れ方をまとめていきます。

20代の方へ

20代の方でたるみケアをする場合、外的環境から乾燥状態になりたるみに繋がっていることが大半です。
もともとのハリツヤはじゅうぶんにありますので、高級な保湿成分や美容成分が配合されたものでストニキビなどができる可能性もあります。
ですから、プチプラやドラッグストアで販売されているもので十分です。

30代の方へ

これまでのお肌のストレスが表れやすい年代です。
紫外線ダメージや乾燥などにしっかりとアプローチをしてくれるクリームがオススメ。
いわゆる「デパコス」などの美容成分がある程度含まれるものを選んでください。

40代以上の方へ

40代以降になると、ピンポイントの部位にたるみを感じたりほうれい線が目立ってきやすい年代になります。
加齢によりたるみにも配慮されたクリームを選ぶのがオススメ。

できれば「エイジング効果」があるものを購入してみて下さい。

年代関係なく気にしておきたい事

クリームを取り入れてたるみケアを行う際、年代関係なく気にしておきたい事があります。
それは自らの肌質を知ることです。

敏感肌の方などは、高級な美容成分が刺激となる逆効果を引き起こす可能性もあります。
この場合、低刺激性のものやオーガニックコスメなどからたるみケアができるクリームを選ぶよう心がけて下さい。

またクリームは毎日使用をするものです。
たるみに対する効果を実感できるまで2ヶ月ないしはそれ以上の期間を要します。
ですから、購入しやすい価格帯であるかも大切なポイントです。

しっかりとたるみにアプローチをしたい方が取り入れる美容液の使用方法について

スペシャルケアというイメージが強い美容液。
たるみが気になる方は特に専用の美容液を使用しているかもしれません。
使用するからには、正しく取り入れることがたるみケアにつながるのです。
そこでここでは、知っておきたいたるみのための美容液の使い方をご紹介します。

美容液を塗布するタイミングについて

製品によっては、化粧水前に使用するタイプから最後に塗布するものまでさまざまです。
多様化しているからこそ、美容液のタイミングが分からない方も多いかもしれません。
一般的には「化粧水の後」に使用をすることが多いのです。

とはいえ、メーカーごとに機能性や目的があるので説明書を読んで認識しておきましょう。
もし説明書を捨ててしまったという場合は「テクスチャーが軽いもの」からつけていくのがベターです。

美容液の量について

もったいないから美容液は少なめに。
よりたるみに対する効果を引き出したいから多めに。
など、自己判断で量を決めていないでしょうか?

美容液の使用量は自己判断で増減するのではなく、説明書で確認してそれにのっとった用量を塗布してください。
ただ、乾燥が酷く感じる部分や冬場などは、薄く重ね塗りをするのも良い方法です。

美容液の取り入れ方法について

美容液はスペシャルケアとして「ここぞ」の時や週に〇回と決めている方もいるかもしれません。
実際にそのように説明書記載がなされていれば構わないのですが、それ以外の場合には「毎日」使用をするよう心がけて下さい。
毎日使用をすることで、しっかりとたるみにアプローチができます。

高級な美容液を購入したからもったいないという方もいるかもしれません。
継続的な仕様で効果を引き出すことができるので、購入時に「継続しやすいもの」を選ぶことも大切です。

たるみを悪化させているかもしれない!してはいけないスキンケア方法

日頃からたるみ予防改善のためにスキンケアを頑張っている方もいることでしょう。
早い段階からアプローチを行うことによって、たるみで悩まない状態を作ることができます。
しかし、頑張っているつもりでもスキンケア方法が間違っていることもあるのです。
そこでここでは、たるみを悪化させかねないスキンケアについてまとめていきます。

化粧水前に冷水で顔を引き締めている

お風呂上り、化粧水をつける前に冷水で顔を引き締めている方はいませんか?
もし、行っているようであればたるみを悪化させる可能性があります。

その理由ですが、毛穴が開いた状態を冷水で締める事によって化粧水の浸透率を下げてしまうからです。
また、お肌の血行を悪くしてしまうこともあります。

コットンでパッティングするように化粧水などをつけている

厳密にいうと、コットンでのパッティング全てが悪いわけではありません。
しかし、どうしても力が入りやすくなりますのでお肌にダメージを与えてしまいかねないのです。
ともなると、たるみの原因になってしまいます。
また、コットンの材質によっては肌を傷つける可能性もあるのです。

出来れば手を使って優しく包み押し込むような感覚で化粧水などのスキンケアを行っていきましょう。

ナイトクリームを朝も使用している

意外に多いのがナイトクリームを朝も使用しているというケースです。
ナイトクリームはその名前の通り「夜専用」のクリーム。
朝の使用はオススメできません。

成分によっては、日焼けにつながるものが配合されていることもあります。
すると紫外線ダメージを受けやすいお肌を作っていることになるのです。
紫外線ダメージはたるみの大敵。

こっくりとしていてたるみに良さそうと朝も使用をしているのであれば、今すぐにやめて朝でも使用できるクリームを購入しましょう。